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木材の達人「コラム」

無垢材の選び方~補足

カラマツの床材
(白っぽいものもあれば赤身の強いものもある)
【均一な材料はとても難しい】
無垢材は自然が作ったものなので、色合いや木目など不均一になることがあります。これが面白いところでもあり厄介なところでもあります。そのため、サンプルを取り寄せることはもちろんのこと、事前に確認することが必要です。
【樹種は適材適所で】
樹種によっては使う箇所で不向きなものもあります。たとえばお風呂場や洗面所など湿気の多いところには耐久性の高い樹種を選んだり、加工も柾目のものを選んだほうがよかったりとデザインや色だけで選ぶことができない時もあるのです。
湿気が多いところは樹種や木目も考慮
無垢材にも反り止め加工が施されている
【反りや隙間にも柔軟に対応】
無垢材は複合フローリングと異なり、湿気を吸ったり吐いたりするため、フローリングに隙間が開いたり、反ったりする場合があります。これらは木の特性だったり、室内環境を調節してくれる木の効能による結果なのです。「木と長く付き合う」という気構えでいただけたらと思うところです。
【小さなところから…】
小さな空間-例えばトイレや洗面所をちょっと改装するところから始めてもいいかもしれませんね。無垢の床材を敷き詰めてみるだけでも雰囲気は違うし、無垢のよさを体験できますよ!
床と腰壁に無垢を敷き詰めた例