これ、「たいまつ」と呼びます。それだけに松には油があるということでしょう。油は「脂(ヤニ)」と呼ばれ、「ヤニ壷」、「ヤニダレ」と呼ばれ建築材料としては嫌われます。しかしながらこの油があるから粘りがあって強いのです。現在木造住宅で使われる梁のほとんどが北米産のベイマツ(※日本のマツと種類が異なり、トガサワラと呼ばれる樹種)ですが、地域によってはアカマツ、カラマツなどの国内の素晴らしいマツを利用することが可能です。