日本を代表する針葉樹。戦後、最も多く植林されたのが杉で、国産材の中では安価といわれています。木目はまっすぐ通り、材質は柔らかい。 主に柱材や和室の造作材などに使用されています。杉は乾燥させるには難しい樹種として、その乾燥技術の向上が求められていましたが、近年は遠赤外線などを用いた乾燥により材芯まで乾燥が可能になりました。梁材などが取れる大径木も各地で育っており、その利用促進が求められています。