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木材用語集「木材の達人」

集成材(しゅうせいざい)

集成材(梁材)

厚さ2.5~5センチの木材の板を長さ方向に平行に組み合わせ、接着剤で貼りあわせたもの。
集成材は一般の木材と比較して強い、と言われていますがその理由として
①均一な乾燥が容易(板材の貼りあわせのため)、
②材料毎に一定の強度を確保しやすい(節がある材料を取り除く)
③割れにくい
④収縮が少ない
などが挙げられます。
構造材の成(高さ)が大きいほど太い丸太が必要になり、その分貴重な材料になるため、価格自体も高くなってしまいますが、集成材は1本毎の厚さは薄いためそういった心配がなく、さらに割安な海外の木材輸入で価格的にも割安で使うことができます。
木が割れてしまうことはごく当然のことなのですが、「割れる=欠陥」というようなイメージが消費者側に強いため、集成材の使用が年々増えているという背景もあります。
柱や梁などに使用される構造用集成材のほかに敷居、鴨居などにも使用されています。

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