銘木は神社やお寺などにある樹齢を経た大木や歴史的な言い伝えが絡んでいる木、またその地方の風習など、人と密接な関係を持って愛されてきた木などをいいます。銘木はそんな由緒ある名木や山にあった古い木などで枯れたり倒れたりしたものから、人の手を介して建築用材として再びよみがえらせたものを呼んでいます。銘木の条件は樹齢200年以上は欲しいようですが、それだけ樹齢を経た木が少なくなってきたことから、その条件もだんだん甘くなってきたようです。