「木材の達人」素材カタログ
素材カタログ
杉(スギ)
スギ材は国産材の中でも安価と受け止められておりますが、商品によってはヒノキに匹敵するほど高価なものもある。
無節の床も素材感があり、とても美しいのですが、少々高価。スギであれば、30ミリ程度の厚さ、また好みもありますが、源平板(節あり)がオススメ。割と安価に仕上げることができます。木そのもののやわらかさ、温かさを感じることができるでしょう。
桧(ヒノキ)
ほんのりピンク色の材が多い。無垢材なので、年を重ねるごとに落ち着きのある色へと変化する。またログを積み重ねるような壁装材もあり、木目だけでなく、形にもこだわれる。
唐松(カラマツ)
比較的赤身部分が多く、80%程度を占めます。赤褐色の木肌に濃い赤褐色の節の板なので、節も目立たず、温かみのある木です。
ヒバ
成長が遅く、その分香気あふれた緻密な木材です。抗菌性が高く安全性の高い天然建材です。特に内装材への使用はオススメ。
オウシュウアカマツ(レッドウッド)
一般的にオウシュウアカマツはレッドウッドと呼ばれています(※日本のアカマツとは別種)。極東からヨーロッパに至る、広範囲にわたって分布しています。
楢(ナラ)
力強い木目ながら、落ち着いた雰囲気をかもし出す木材で、洋室のフローリングに使用されます。無垢材ではない建材のフローリング商品にも多く使われます。塗装性もよく、丈夫な木材で床材にもピッタリ。また欧米諸国においても人気が高く、高級家具にもよく使用されます。
楓(カエデ)
あまり木目ははっきりしませんが、持ち前のナチュラル感あふれる仕上がりが特徴。家具などに使用されることも多く、その木肌は若年層に人気。時間が経つにつれて、独特の飴色に変化しますが、クリアのオイル塗装をすることで、より一層美しくなります。
ウェスタンレッドシダー
殺菌性の強い成分を含んでおり、生物による腐食に対して強い木材。耐水性も高いので、北米では古くから屋根や船に用いられてきました。最近ではウッドデッキの材料として人気。
内装材としては、濃い木肌が落ち着いた雰囲気を醸し出します。
サワラ
湿気に強いことから、古くは浴槽、桶、樽などの日常生活用品に使用されてました。ヒノキによく似ており、見た目に優しい感じがあります。防ダニ効果もあると言われ、隠れた人気の高い木材です。