古民家再建「木材の達人」
古民家再建
古きよき時代を想わせる『古民家』。このような民家を解体、そして部材を手入れし、現在の『住宅』として再建する活動についてご紹介します。
このような「合掌づくり」も再現していきます。木は時間とともに強くなり、100年経過した木材はさらにその強度を増していきます。またそれ以上に木の美しさが増していくともいえるでしょう。
このように住宅として新しく生まれ変わるには、梁や柱を丁寧に解体し、その部材ごとに清掃、補修を行っていきます。
解体した民家は現代のライフスタイルに合わせて、部屋の間仕切りを作ったりすることは可能です。
古民家が注目されているのは、長い間、時代を生き抜いてきた材料が持つなんともいえない「あたたかさ」なのかもしれません。
現在の住まいは、安全、安心、そして快適さを求められますが、もっと大切なのは「住む心地よさ、あたたかさ」なのかもしれません。
使い捨ての時代から、再建する時代へ-。物を大切にする気持ちを住まいづくりへ生かす活動こそが、本来の住まいに求められているのかもしれません。