木材の達人「めいぼく探訪」
森戸大明神のビャクシン
樹齢 | 約800年(推定) |
---|---|
大きさ | 胸高胸囲4m 樹高15m |
樹種 | ビャクシン |
場所 | 神奈川県三浦郡葉山町堀内 |
文化財指定等 | 葉山町天然記念物(かながわの名木100選) |
=要旨(由来)=
源頼朝が当地に伊豆の三島神社を勧請した際、そこの若木が飛来し、岩壁に根付いたものと言われている。古木が海上にのりだした姿は珍しい。
イブキはビャクシンとも言い、東北南部から九州沿岸に生える高木で、社寺や庭園によく植えられるほか、生垣などに用いられる。樹高27m、胸高胸囲8m、樹齢1500年に達するものもあると言われている。
=編集後記=
海水浴シーズン前に訪れたため、海辺にはあまり人がいなかったけれど、7月後半からはとても賑わうここ葉山・森戸海岸。
数年前までスキューバダイビングをやっていた頃によく潜りにきたことを思い出しました。〝えっ、葉山で潜れるの?〟と思うかもしれないけど、意外や意外、砂地あり、岩場ありのなかなか面白いポイントなのです(※めいぼくとは関係なくてごめんね)。