木材の達人「めいぼく探訪」
飯田丸の大樟木
| 樹齢 | ８００年 |
|---|---|
| 大きさ | 樹高：３０ｍ、幹周囲：10ｍ |
| 樹種 | 楠（くす） |
| 場所 | 熊本県熊本市 |
| 文化財指定等 | - |
＝要旨（由来）＝
熊本城には楠の大木がごろごろしています。熊本の象徴、日本三名城の熊本城には大きな楠がよく似合います。大きく成長する楠でないとこの城にふさわしくありません。それほど熊本城は雄大でした。その熊本城のなかで一番大きな楠が飯田丸の楠です。樹齢８００年といいますから、築城時には既に大木であったと思います。昭和天皇が昭和６０年に阿蘇の植樹際で蒔かれた楠の種はこの木からとられました。楠は熊本の県木ですが、この木はその象徴といえるかもしれません。